特集 太平洋戦争を問う

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米軍が記録した日本空襲 平塚柾緒編著 B29は空襲の前と後に単機で飛来し、目標とする日本の都市の写真撮影をおこなっていたが、草思社はそのときの写真を入手、この一冊に収録した。断末魔の日本を高い精度でとらえている。 |
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大佛次郎 敗戦日記 大佛次郎著 昭和19年9月から20年10月までの日記。自身の内面から、読書評、世相、作家たちの動き、食べ物や飲み物のことから戦局の推移に到るまで、敗戦に突き進む日本の様子を詳細に書き記した貴重な記録。横浜大空襲の翌日には氏はただちに横浜に赴き、惨状を記している。初公開。 |
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神風特攻隊員になった日系二世 今村茂男著/大島謙訳 サンフランシスコ生まれの少年は小学4年のとき四国の松山へ帰ってくる。やがて松山高商から海軍予備学生に。さらに特攻隊員を志願するが出撃を前に終戦。戦後は英語教育学の教授となり、日米の交流に尽くす。数奇な運命を生きた一学徒の自伝。 |
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ホタル帰る ──特攻隊員と母トメと娘礼子 赤羽礼子著 石井宏著 九州の知覧から沖縄に出撃した陸軍特攻隊員を親身に世話した鳥浜トメの姿を、当時女学校3年生で母親とともに隊員たちの世話をした娘の礼子が母親の姿をいきいきと語る。トメについては映画をはじめ多くの歪曲がなされてきたが(晩年、トメはマスコミの取材を拒否するようになる)ようやく本当の姿が明らかになった。感動の物語。 |
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麻山事件 ──満州の野に婦女子四百余名自決す 中村雪子著 満州吉林省東部の麻山で、ソ連軍の包囲攻撃を受けた哈達河開拓団の婦女子が、男子団員の介錯により集団自決をした。満州からの引揚者である著者は、この介錯に参加した何人かの人たちの思い口を開かせ、事件の真実に迫ることに成功した。秀作ノンフィクション。 |
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玉砕しなかった兵士の手記 横田正平著 昭和16年、著者は朝日新聞の記者をしている時に招集令を受けた。19年2月満州からグァム島の守備隊へ。6月、師団の総攻撃を前に米軍に投降する。著者はハワイの捕虜収容所でこの原稿を執筆するのだが、ここには新聞記者だった一兵士の沈着な眼で日本陸軍の定見なき戦闘と兵士の生活が描かれている。生前著者はこの原稿の刊行を許さなかった。 |
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一中尉の東南アジア軍政日記 榊原政春著 南方軍の中枢にいた将校が、未公開を前提に書き残していた日本占領下の東南アジア全域についての克明な記録。著者は南方軍総司令部があった仏印はもとより、マレー、シンガポール、ビルマ、インドネシア、フィリピンに足をのばし、鋭い観察を行っている。大東亜共栄圏の実態を明らかにする第一級の資料。司令部勤務の将校だったため、転勤にさいして日記を持ち帰ることができた。 |
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日本占領下のジャワ農村の変容 倉沢愛子著 侵略と解放の二面をもつ南方地域の日本統治の実態と影響をジャワにおいて検証する。農村地帯まで足をのばして長期にわたる綿密な現地調査と日本の軍政関係の体験者からの聞き取り、さらにオランダでの資料探索をもとに完成をみた実証史学第一級の成果。今日のインドネシアの基礎の多くが軍政時代につくられたものであることがわかる。ことがわかる。サントリー学芸賞受賞。 |
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南方特別留学生が見た戦時下の日本人 倉沢愛子編著 太平洋戦争下、日本は南方の占領地域から200名を越える国費留学生を迎え入れた。彼らは国立の大学、旧制高校、専門学校(現国大)に入学する。老境を迎えた9人の元留学生が当時の日本の状況を率直に語る。戦争末期の日本と日本人の姿が、ユニークな視点で語られている。貴重なインタビュー。 |
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日米開戦の謎 鳥居民著 陸海軍をはじめとする政府組織内の対立がもたらした恐るべき錯誤が開戦へと導いたとする。「政治の失敗」という観点から開戦の真因を大胆に推理、指摘した歴史評論。これまで語られなかった新説を提示する。 |
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西欧の植民地喪失と日本 ──オランダ領東インドの消滅と日本軍抑留所 ルディ・カウスブルック著/近藤紀子訳 日本に謝罪を求めるのは植民地を失った恨みからではないのか。戦時中、少年期に日本軍に抑留された著者が、インドネシア人を過酷に支配したオランダ人こそ謝罪すべきだと批判した問題の書。 |









