
ヒースへ
ロイヤルバレエスクールの卒業生で、世界的に有名なダンサー、
リム・スメイとクリストファー・ブラックウェルが
ホワイトロッジにくることになったの!
二人のドキュメンタリー番組がつくられることになってね、
その撮影のためなんだけど、
なんと、わたしたちも出られるかもしれないの!
みんなもうコーフンしちゃってタイヘン。
でも、ケイトだけはちがうのよね。
どうしてだろう……フシギ。
ロイヤルバレエスクールでの最初の一年が
もうじき終わりだなんてウソみたい。
クラスのみんなは学年末公演にそなえて、
いつも以上に練習にはげんでるわ。なんていったって、
ロイヤルオペラハウスでおどるんだもの!
でも、ちょっと気がかりなことがあるの。
グレースのことよ。
そういう大きな舞台でおどるって考えただけで、
不安でしょうがないみたいなの。
それもフツーじゃないのよ。
なんとか力になりたいんだけど、わたしになにができる?
ヒースへ
いよいよ二年生よ。
毎日とっても楽しいわ。
でも、慣れなきゃいけないことがたくさんあるの。
新しい部屋。新しいバレエの先生。
新しいレオタード……二年生はうすいブルーよ。
ソフィーのいないことにも慣れなくちゃ。
かわりに新入生が入ったの。モリーっていうのよ。
そりゃあソフィーとはちがうけれど、とってもいい子なの。
ああ、それから、きょうはアイリッシュダンスのクラスで、新しいパートナーとおどったわ。
名前はルーク。とってもキュートなの。
……キュートな新しいダンスパートナー?
それなら、すぐになじめそう……。
ヒースへ
ねえ、きいて。
あのルーク・ペイリーとつきあうことになったの!
わたし、いまルークに夢中。
ひまさえあれば、いっしょにいるわ!
ただ、ちょっと問題があるの。
とにかく、時間がないのよ。
恋とバレエ。
両方はむりなのかな?