草思社

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いよいよ始まるマスク無し生活に向け、今こそ顔の筋肉の鍛え時!

顔の老化は咀嚼(そしゃく)で止められる
内田佳代 著

■自信をもってマスクを外せますか?

 いよいよ始まるマスク無しの生活に向け、どうしたら自分の顔をもっときれいに見せられるか、日に日に関心が高まってきています。中でも「マスク老化」という言葉もあるように、とくに「老け感」があらわれやすい口元を、人前にさらすことに心理的な抵抗を感じる人は多いと言われています。
 でも、慌ててやみくもに顔のトレーニングやエステを始めると、かえってシワが増えたり、表情がおかしくなったり、逆効果になることもあるので注意が必要です。
 本書は、歯科衛生士であり、表情筋トレーナーでもある著者が、今すぐにでもほうれい線や頬のたるみ、二重アゴなど「顔の老化」問題を何とかしたい、でもお金も時間もあまりかけられないという方々に向け、最も安全で経済的な顔の老化予防法を提案するものです。

■1日3度の食事を、しっかり嚙んで食べるだけで顔は引き締まる!

 加齢とともに顔がたるんで下がって見えるのは、実は顔の筋肉の衰えが大きな原因です。顔の筋肉も体の筋肉と同じで、鍛えなければ衰え、たるんでいくからです。
 つまり、顔の老化を止めるためには、何よりも顔の筋肉を動かしていくことが最も重要というわけです。そして、著者によると、顔の筋肉を鍛える一番効率のよい方法が、毎日の食事でしっかり咀嚼を行うことです。
 口元を動かすと顔の筋肉の8割が動くと言われています。私たちが毎日の動作でもっとも口元を動かすのが、食べるときです。おいしいものを食べながら、顔の筋トレもできる。そんな夢のような一石二鳥ができたら、食事の時間ももっと楽しくなっていきませんか?
 そのうえで、食べるとき以外の普段の生活から口元を動かすことを意識していけば無理なく顔の筋肉を効率的に鍛えていくことができるでしょう。
 本書では、効果的な咀嚼の方法を中心に、気軽に実践できる顔の筋肉を鍛える様々な方法を多数紹介します。
 毎日少しの工夫を続けていくことで、習慣化し、やがて顔や体にも素敵な変化が訪れるはずです。ぜひ多くの方に読んでいただければと思います。

(担当/吉田)

目次

1章 「なんか老けてきた……」と感じたら
2章  よく嚙んで食べる、毎日の食事が最強の顔筋トレーニングになる
3章  しっかり嚙む・声を出して歌う・積極的におしゃべりする
   ――毎日の生活の中で顔の筋肉は鍛えられる 
4章  笑顔エクササイズでより表情豊かに、美しくなる
5章 「老け感」が気になる部分別、鍛え方
6章  日々の積み重ねが、未来のあなたの顔をつくる

著者紹介

内田佳代(うちだ・かよ)
歯科衛生士・表情筋トレーナー・日本抗加齢医学会認定抗加齢指導士。東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校卒。早稲田大学大学院創造理工学研究科修了。経営工学修士。専門は口の中と外からのマッサージ法。歯周病専門医にて研修を受けた後、一般歯科・審美歯科勤務。フリーランスとして活動を始め、以後保健所、都立病院、一般歯科など複数のクリニックと契約。現在は予防・審美歯科を中心に都内のクリニックにて活動中。「嚙むこと」を意識させる、歯科衛生士ならではの表情筋エクササイズ、口元からの美を提案し、全国各地で講演・セミナー開催。ミスユニバース地方大会セミナー担当。
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