草思社

書籍詳細

日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944
戦時下日系人強制収容の悲劇とその背景にあったカリフォルニアの排日の歴史を詳述。これが開戦要因になったとして米国同胞に自省を促す。1944年刊の驚愕の書!
ISBN 978-4-7942-1911-4
定価 2,860円(本体2,600円)
判型 四六判
頁数 440頁
初版刊行日 2012年07月31日
原書タイトル Japanese-Americans: Symbol of Racial Intolerance
このエントリーをはてなブックマークに追加
カレイ・マックウィリアムス
1905―80年。米国の法律家。コロラド州生まれ。南カリフォルニア大学で法律を学んだ後、弁護士資格を取得。38―42年、カリフォルニア州移民・住宅局長。49年に出版したNorth from Mexicoでは、メキシコ移民(チカノ)問題を分析。終生、政治家やジャーナリズムが犯しやすいデマゴギーへの警戒を訴え続けた。
渡辺惣樹
日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著書が高く評価される。『日米衝突の萌芽1898-1918』で第22回山本七平賞奨励賞を受賞。その他の著書に『日米衝突の根源1858-1908』『アメリカの対日政策を読み解く』『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(以上、草思社)、『第二次世界大戦とは何だったのか:戦争指導者たちの謀略と工作』(PHP研究所)、『英国の闇 チャーチル』(ビジネス社)、『第二次世界大戦 アメリカの敗北』(文春新書)。訳書に、ハーバート・フーバー『裏切られた自由』、チャールズ・カラン・タンシル『裏口からの参戦』、ハミルトン・フィッシュ『ルーズベルトの開戦責任』(以上、草思社)などがある。
この本へのご意見・ご感想
この本を購入する