草思社

書籍詳細

ルーズベルトの死の秘密
―― 日本が戦った男の死に方
神経科専門医と政治記者が大統領の真の死因は公式見解とは異なり、皮膚癌の転移によるものと特定。今なお米国でこれが隠蔽され続ける歴史的意味を明らかにする。
ISBN 978-4-7942-2116-2
定価 2,970円(本体2,700円)
判型 四六判
頁数 352頁
初版刊行日 2015年03月25日
原書タイトル FDR'S DEADLY SECRET
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スティーヴン・ロマゾウ
神経科専門医として25年以上のキャリアを持つ。マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク市)神経学助教授。ニュージャージー州検視医会所属。同州神経科学会会長。ペインクリニックや医療における政治要因等について幅広く講演し、連邦取引委員会では米国神経科学学会を代表して証言。米国史に関する講演も多い。「報道・表現の自由、自由な精神」のために設立された無党派の組織「ニュージアム」顧問。
エリック・フェットマン
『ニューヨーク・ポスト』紙論説副主幹。同紙で35年にわたりジャーナリスト活動(政治コラム、首都面担当)。『エルサレム・ポスト』紙編集長を歴任。『ネーション』誌、『USAトゥデイ』紙等に寄稿。雑誌の調査報道シリーズによりジャーナリスト協会賞に入賞(共同執筆者)。ジャーナリズム史家として多くの百科事典編纂に携わり、BBCの歴史部門顧問としても活躍。
渡辺惣樹
日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著書が高く評価される。『日米衝突の萌芽1898-1918』で第22回山本七平賞奨励賞を受賞。その他の著書に『日米衝突の根源1858-1908』『アメリカの対日政策を読み解く』『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(以上、草思社)、『第二次世界大戦とは何だったのか:戦争指導者たちの謀略と工作』(PHP研究所)、『英国の闇 チャーチル』(ビジネス社)、『第二次世界大戦 アメリカの敗北』(文春新書)。訳書に、ハーバート・フーバー『裏切られた自由』、チャールズ・カラン・タンシル『裏口からの参戦』、ハミルトン・フィッシュ『ルーズベルトの開戦責任』(以上、草思社)などがある。
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