草思社

書籍詳細

【文庫】昭和二十年 第7巻
―― 東京の焼尽
5月24、25日の最後の東京への大空襲で街は灰燼に帰した。ベルリン陥落して、孤立する日本はソ連に和平仲介を求めるしかないのか。政府・軍部に秘策はあるのか。
ISBN 978-4-7942-2162-9
定価 1,650円(本体1,500円)
判型 文庫判
頁数 432頁
初版刊行日 2015年10月08日
原書タイトル
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鳥居民
1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。代表作であるシリーズ『昭和二十年』(全13巻)は、執筆に1975年ごろから準備し40年ほどを費やした。左翼的な史観にとらわれていた日本の現代史研究に、事実と推論をもって取り組む手法で多大な影響を与える。他の著書に『毛沢東 五つの戦争』『「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』『鳥居民評論集 昭和史を読み解く』(いずれも草思社文庫)などがある。2013年1月急逝。享年八十四。
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