草思社

書籍詳細

【文庫】少年の日の思い出
―― ヘッセ青春小説集
『車輪の下』と同時代の初期短編集。青春の心の動きを類い稀な描写で描いた独自の世界。表題作は蝶の標本を巡る話で昆虫好きの訳者がこれまでの誤訳を詳細に正す。
ISBN 978-4-7942-2183-4
定価 770円(本体700円)
判型 文庫判
頁数 224頁
初版刊行日 2016年02月08日
原書タイトル
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ヘルマン・ヘッセ
1877〜1962年。ドイツ・バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。
岡田朝雄
1935年東京生まれ。ドイツ文学者。東洋大学名誉教授。著書に『ドイツ文学案内』『楽しい昆虫採集』(共著)、訳書にヘッセ『蝶』『人は成熟するにつれて若くなる』『庭仕事の愉しみ』『愛することができる人は幸せだ』『シッダールタ』『少年の日の思い出』、F・シュナック『蝶の生活』などがある。
この本へのご意見・ご感想

訂正とお詫び

本文中に誤りがありましたので以下のように訂正します。
●203ページ 新聞記事写真の提供者名
×提供・新部公亮

○図版提供・新部公亮
 原資料提供・山之内英明

●218ページ 文庫版あとがきの最後に挿入
「少年の日の思い出」掲載の新聞記事をドイツで発掘、コピーして持ち帰った十文字高等学校教諭の山之内英明氏による資料提供に感謝いたします。

以上訂正してお詫びします。
(岡田朝雄・草思社)




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