草思社

書籍詳細

【文庫】文化大革命とモンゴル人ジェノサイド(上)
1966年からの中国文化大革命のさなか、内モンゴル自治区で実行されていた恐るべきモンゴル人粛清。長く隠されてきたその実相とは。
ISBN 978-4-7942-2582-5
定価 1,210円(本体1,100円)
判型 文庫判
頁数 376頁
初版刊行日 2022年06月08日
原書タイトル
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楊海英
モンゴル名オーノス・チョクト。1964年、内モンゴル自治区(南モンゴル)オルドス生まれ。北京第二外語学院大学日本語学科卒。1989年来日。別府大学、国立民族学博物館・総合研究大学院大学で文化人類学を専攻、中京女子大学助教授を経て、現在、静岡大学教授。2000年に日本へ帰化、日本名は大野旭(おおの・あきら)。2010年『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店)で第14回司馬遼太郎賞受賞。2018年には第19回正論新風賞受賞。著書に『逆転の大中国史―ユーラシアの視点から』(文春文庫)、『モンゴル人の中国革命』(ちくま新書)、『モンゴル最後の王女―文化大革命を生き抜いたチンギス・ハーンの末裔』(共著、草思社文庫)ほか。
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