草思社

書籍詳細

新凱旋門物語
―― ラ・グランダルシュ
パリを彩る名所「新凱旋門」が生まれるまでの壮大な過程を、サン=テグジュペリを大叔父にもつ著者が、詳細な調査をもとに詩情を交えて描いた傑作建築小説。
ISBN 978-4-7942-2726-3
定価 3,850円(本体3,500円)
判型 四六判
頁数 464頁
初版刊行日 2024年06月06日
原書タイトル La Grande Arche
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ロランス・コセ
一九五〇年生まれのジャーナリスト、文芸評論家、小説家、劇作家。アントワーヌ・ド・サンテグジュペリは大叔父にあたる。小説Les Chambres du Sud(1982)でサント=ブーヴ賞、アリス=ルイ・バルトウ賞、Le Coin du voile(1996)でジャン・ジオノ賞、ロラン・ド・ジュヴナル賞、カトリック作家賞、Le 31 du mois d’aout(2003)でシネ・ロマン・カルト・ノワール賞。本作でフランソワ・モーリヤック賞、建築書賞を受賞。二〇一五年には全業績に対してアカデミー・フランセーズ文学大賞を贈られた。
北代美和子
翻訳家。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。日本通訳翻訳学会元会長。訳書にエルサ・モランテ『アンダルシアの肩かけ』『嘘と魔法』ジャン・ルオー『名誉の戦場』(以上、河出書房新社)、クレスマン・テイラー『届かなかった手紙』(文藝春秋)、ビル・ビュフォード『フーリガン戦記』、ビリー・クルーヴァー『ピカソと過ごしたある日の午後』(以上、白水社)、『シャルロット・ペリアン自伝』『イサム・ノグチ エッセイ』(以上、みすず書房)、ロランス・コセ『新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ』(草思社)ほか多数。
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