草思社

書籍詳細

苦痛の心理学
―― なぜ人は自ら苦しみを求めるのか
人はなぜ倒錯的な痛みを求めるのか。その理由を心理学、脳科学などの視点から科学的に説き明かす。『反共感論』の著者による、苦痛からみる「逆説的幸福論」。
ISBN 978-4-7942-2804-8
定価 3,300円(本体3,000円)
判型 四六判
頁数 392頁
初版刊行日 2025年11月14日
原書タイトル The Sweet Spot
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ポール・ブルーム
トロント大学心理学教授。イェール大学心理学名誉教授(ブルックスおよびスザンヌ・レーゲン冠教授職)。道徳、アイデンティティ、快楽の心理学を探求している。学術誌『ネイチャー』や『サイエンス』のほか、『ニューヨーク・タイムズ』『ニューヨーカー』『アトランティック・マンスリー』にも寄稿している。著書に『ジャスト・ベイビー―赤ちゃんが教えてくれる善悪の起源』(NTT出版)、『喜びはどれほど深い?―心の根源にあるもの』(インターシフト)、『反共感論』(白揚社)などがある。
夏目大
翻訳家。1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。『人間には12の感覚がある』(ジャッキー・ヒギンズ 文藝春秋)『ブラッド・コバルト』(シッダルタ・カラ 大和書房)『動物のひみつ』(アシュリー・ウォード ダイヤモンド社)『ソクラテスからSNS』(ヤコブ・ムシャンガマ 早川書房)『タコの心身問題』(ピーター・ゴドフリー=スミス みすず書房)など訳書多数。
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