草思社

書籍詳細

冬樹々のいのち
病床での30年、死の恐怖、あきらめ、絶望を越え、生命科学者は純化する生への祈りを短歌に託した──透明感にみちた歌と繊細で叙情あふれる絵が響きあう歌画集。
ISBN 978-4-7942-0856-9
定価 1,980円(本体1,800円)
判型 A5判変型
頁数 80頁
初版刊行日 1998年12月08日
原書タイトル
このエントリーをはてなブックマークに追加
柳澤桂子
1938年東京生まれ。お茶の水女子大学を卒業後、コロンビア大学大学院を修了。生命科学者として研究の第一線にいたが、病に倒れ断念。以来闘病をつづけながら、「生命とはなにか」を問う著作を執筆してきた。著書に、『二重らせんの私』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、早川書房)、『われわれはなぜ死ぬのか』『生と死が創るもの』『ふたたびの生』(以上、小社刊)他多数。
赤勘兵衛
この本へのご意見・ご感想