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シリーズ 昭和二十年
第一部=1 重臣たちの動き
1月、米軍はフィリピンを進撃中であり、本土は B29の空襲にさらされ、日本の運命は風前の灯にあった。近衛、木戸、東条はこの正月をどう迎え、戦況をどう考えたか。
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ISBN 978-4-7942-0227-7
定価 1,890円(本体1,800円)
判型 四六判
頁数 384頁
初版刊行日 1985年08月15日
原書タイトル
在庫情報 在庫あり
鳥居民
1929年、東京生まれ、横浜に育つ。日本および中国近現代史研究家。夥しい資料を渉猟し、徹底した調査、考察をもとに独自の史観を展開。著書に、中国の行動原理を解明した古典的名著『毛沢東 五つの戦争』、経済開放への道を予言した『周恩来と毛沢東』、敗戦の年の1年間の動きを重層的に描く『昭和二十年』[第1期全14巻、既刊11巻]、開港から関東大震災までの横浜をテーマとした『横浜山手』『横浜富貴楼 お倉』がある。また、2004年に上梓した『「反日」で生きのびる中国』では、95年から始まった江沢民前国家主席による「愛国主義教育キャンペーン」の狙いを、毛沢東、トウ小平がおこなってきた統治手法に比して考究。反日デモで現実化した恐ろしい事態を正確に予測した。その分析は、日本における対中認識の一つの趨勢をつくった。
 この本へのご意見・ご感想
 『昭和二十年』は、敗戦という未曾有の体験に直面した日本国民の一年を、一月一日から十二月三十一日まで、時間の推移にそって叙述した大河ノンフィクションである。本シリーズは、八月十五日までを第一部十四巻とし、以降を第二部四巻とし、逐次刊行の予定である。
 昭和二十年の一月、米軍はフィリピンを進撃中であり、日本本土はB29の空襲にさらされ、日本の運命はいまや風前の燈にあった。日本の進路を操る政界や陸海軍の要人たちは、それぞれ戦争終結や続行について、画策しつつあり、国内は空襲、疎開、生産増強等で喧噪を呈していた。本書は、これらの状況を重層的に捉え、敗戦という難曲を日本人がいかに乗り越えたかを描こうとする。厖大な資料をもとに、圧倒的なスケールで展開されるストーリーは、徐々に昭和史を動かす歴史の底流を明らかにするだろう。