草思社

書籍詳細

健康帝国ナチス
「健康は義務である」をスローガンに反タバコ運動や食生活改善運動を強力に推し進めた第三帝国。その背後にある歪んだユートピア思想に迫る異色のナチス研究書。
ISBN 978-4-7942-1226-9
定価 2,420円(本体2,200円)
判型 四六判
頁数 376頁
初版刊行日 2003年09月08日
原書タイトル THE NAZI WAR ON CANCER
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ロバート・N・プロクター
1954年生まれ。ペンシルヴェニア州立大学教授。20世紀の科学技術、医学を専門とする。主要な著書に『がんをつくる社会』(共同通信社)、 「Racial Hygiene: Medicine under the Nazis」「Golden Holocaust: Origins of the Cigarette Catastrophe and the Case for Abolition」「Packaged Pleasures: How Technology and Marketing Revolutionized Desire」(共著)などがある。
宮崎尊
上智大学外国語学部英語学科卒。法政大学講師、東進ハイスクール講師。J・ストークス『ビートルズの時代』、P・ファッセル『誰にも書けなかった戦争の真実』(いずれも草思社)など訳書の他、東大英語総講義 (東進ブックス)、『静かさとは何か 文化騒音から日本を読む』(共著、第三書館)などの著書がある。
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