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女帝 わが名は則天武后
山颯 著 /吉田良子
中国史上唯一の女帝、則天武后。冷酷と貶められた彼女の真実を、天命に翻弄された一人の女性の愛と孤独を、気鋭の在仏中国人作家がつづる。美しくも切ない物語。
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ISBN 978-4-7942-1503-1
定価 1,944円(本体1,800円)
判型 四六判
頁数 384頁
初版刊行日 2006年06月27日
原書タイトル IMPERATRICE
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山颯
1972年、北京生まれ。7歳で詩作を始め、11歳で処女詩集を公刊。天安門事件を機に1990年、17歳で渡仏。画家バルテュスのもとで2年間働き、親交を結ぶ。Porte de la paix celeste で1997年のゴンクール賞最優秀新人賞を、つづく Les Quatre Vies du saule でカゼス=リップ賞、2001年の『碁を打つ女』(早川書房刊)で「高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞した。2002年には書画集 Le miroir du calligraphe を出版。2003年、4作目になる本書を刊行。
吉田良子
1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。仏文翻訳家。訳書に『災いの天使』(フォントノー、扶桑社)『年下のひと』(ルソー、角川書店)、『ゆっくり気楽に生きる』(サンソ、草思社)ほか。
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 時は七世紀、唐の時代。
 一人の少女が後宮に入った。そこは一万人の女たちが皇帝の寵を争い、陰謀と嫉妬が渦巻く世界。
 だが天運は彼女とともにあった。何の後盾もない平民生まれの少女は、死の淵から救い出され、権力の中枢へと導かれた。
 皇后に、そしてついに玉座へ上る。天は、彼女に広大な帝国の未来を委ねたのだ。絶対的な権力を持つことの、圧倒的な孤独。そのとき、彼女は何を思うのか──

 中国四千年の歴史上、唯一の女帝、則天武后。後代の歴史家によって冷酷無比な悪女と貶められ、皇帝であったことすら否定されてきた。その偽りの正史に挑み、転落と再生をくり返した武后の波乱の生涯を、詩情あふれる簡潔な文体で描き上げる。
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