書籍詳細

脳は空より広いか

―― 「私」という現象を考える

「私」が感じるこの「感じ」。「私」と「感じ」はいかにして脳から生まれるのか？世界中の科学者、哲学者が苦悩する難問に、ノーベル賞受賞の脳科学者がついに答える。驚くべき知見に満ちた書。

ジェラルド・Ｍ・エーデルマン

1929年生まれ。脳神経科学者。免疫学、細胞生物学、生化学など多くの分野でめざましい業績を上げ、1972年にノーベル医学・生理学賞を受賞。著書に『トポバイオロジー』（岩波書店）、『脳から心へ』（新曜社）他多数。

冬樹純子

東京理科大学薬学部卒業。製薬会社研究所勤務を経て、トロント大学生理学部修士課程にて神経生物学を学ぶ。訳書に『狂気と正気のさじ加減』（共立出版）、『夢の科学』（講談社ブルーバックス）がある。

豊嶋良一

1947年生まれ。東京大学医学部卒業。埼玉医科大学精神医学教授。

小山毅

1963年生まれ。佐賀医科大学卒業。医療法人静和会・中山病院診療部長。

高畑圭輔

1979年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。国家公務員共済組合連合会立川病院・精神神経科医師。