草思社

書籍詳細

金大中 仮面の裏側
―― 元韓国情報部員の告発
「民主化の闘士」は、ノーベル賞受賞のために金正日に15億ドルの“ワイロ”を送り、金正日の核開発に手を貸した……。朝鮮半島危機の淵源を知るための重大証言!
ISBN 978-4-7942-1792-9
定価 2,090円(本体1,900円)
判型 四六判
頁数 312頁
初版刊行日 2011年01月07日
原書タイトル Testifying about Kim Dae-Jung and Republic of Korea
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金基三
1964年、韓国慶尚南道密陽生まれ。ソウル大学法学部卒業。98年、ペンシルバニア州立大学ディキンソン法科大学院修了。93年、国家安全企画部(旧KCIA)入局。金泳三および金大中政権下で海外工作局情報協力課、国際政策室、対外協力補佐官室、対北戦略局に勤務。対外協力補佐官室に在籍中、金大中大統領のノーベル賞受賞工作の一端にかかわり、「民族反逆」的実像を見る。2000年に辞職。03年、金大中大統領の対北送金疑惑等についてネット上に文章を発表し、記者会見を開く。この告発後、身の危険を感じ、同年12月米国へ政治亡命を申請。04年、米国弁護士資格を取得。08年4月、連邦裁判所から亡命を認められる。
荒木信子
1963年生まれ。86年、横浜市立大学文理学部国際関係課程卒業。92年、筑波大学大学院地域研究研究科東アジアコース修了。修士論文のテーマは「韓国人の日本観」。訳書に『金大中 仮面の裏側』『「偉大なる将軍様」のつくり方』(以上草思社刊)など。その他『ある朝鮮総督府警察官僚の回想』『日本統治時代を肯定的に理解する』(以上草思社刊)の編集協力。
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