草思社

書籍詳細

毛沢東の大飢饉
―― 史上最も悲惨で破壊的な人災1958-1962
毛沢東のユートピア構想は未曾有の大飢饉を発生させ、4500万の死者を出した。中国共産党最大のタブー、「大躍進」運動の全体像を党資料を基に明らかにする!
ISBN 978-4-7942-1840-7
定価 3,080円(本体2,800円)
判型 四六判
頁数 576頁
初版刊行日 2011年08月05日
原書タイトル MAO'S GREAT FAMINE
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フランク・ディケーター
ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院教授、香港大学人文学院講座教授。香港在住。1961年、オランダ生まれ。ジュネーブ大学で歴史及びロシア語を専攻。中国に2年間滞在したのち、ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院で博士号取得。本書とそれに続く『The Tragedy of Liberation: A People's History(解放の悲劇:中国革命の歴史)1962-1976』、『The Cultural Revolution: A History of the Chinese Revolution (文化大革命:人民史)1945-1957 』で、民族三部作となっている。本書は2011年、ノンフィクション分野の本に与えられる英国で最も権威のある Samuel Johnson賞を受賞した。
中川治子
1956年生まれ。翻訳家。武蔵大学人文学部日本文化学科卒業。主な訳書に『ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術』(日本経済新聞出版社)、『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか』(ダイヤモンド社)などがある。
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