草思社

書籍詳細

3 大坂城
―― 天下一の名城
近年の研究成果をとりいれ、築城の過程をはじめ、城の全体構成、建物の復元、滅亡の事情などを明らかにし、あわせて秀吉と大坂城のかかわりをも詳らかにする。
ISBN 978-4-7942-0182-9
定価 2,420円(本体2,200円)
判型 B5判
頁数 104頁
初版刊行日 1984年03月15日
原書タイトル
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宮上茂隆
1940年東京に生まれる。1998年没。東京大学工学部建築学科卒業。論文「薬師寺伽藍之研究」で工学博士号を取得。1980年、竹林舎建築研究所を開設。日本建築の歴史研究と復元設計に専念した。歴史研究では古代寺院建築、中世住宅建築、近世城郭建築、数寄屋と茶室など幅広く、建築設計では国泰寺三重塔(富山県)掛川城天守(静岡県)大洲城天守(愛媛県)などがある。主要論文に「豊臣秀吉築造大坂城の復原的研究」「安土城天主の復原とその史料に就いて」主要著書に『大坂城』『模型・薬師寺東塔』『復元模型・安土城』『薬師寺伽藍の研究』(いずれも草思社)などがある。
穂積和夫
1930年東京に生まれる。東北大学工学部建築学科卒業。長沢節氏に師事して絵を学ぶ。松田平田設計事務所をへてイラストレーターに。アイビーファッションや『間違いだらけのクルマ選び』(徳大寺有恒著)のイラストなど、おもにファッションや自動車などの分野で活躍してきたが、現在では本シリーズに代表されるように日本の歴史的な建造物や街並み、歴史風俗などを描くことに意欲的に取り組んでいる。昭和女子大学非常勤講師。著書に『日本の建築と街並みを描く』(彰国社)『大人の男こそ、オシャレが似合う』(草思社)『絵本アイビーボーイ図鑑』(愛育社)『自動車のイラストレーション』(ダヴィッド社)ほか多数。
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