草思社

書籍詳細

瀬戸内を泳ぐ魚のように(上)
明治、大正、昭和、動乱の時代を凛として生きた三代にわたる女たちの生きざまを描く。欧州で、初めて日本女性の本当の強さ美しさを知ったと絶賛された話題の書。
ISBN 978-4-7942-0933-7
定価 1,760円(本体1,600円)
判型 四六判
頁数 256頁
初版刊行日 2000年01月05日
原書タイトル FISH IN THE SETO INLAND SEA
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雲井瑠璃
英国バース在住。五歳のときに両親と共に満州へ。戦後引き揚げてきた後、青山学院大学文学部を卒業し、アメリカのコロンビア大学、のちイギリスのケンブリッジ大学に留学。ジョン・ピルグリム氏と結婚し、一男二女をもうける。
著者の母は、未亡人となった後、一九六八年渡英。著者の家族と二〇年以上をともに過ごした。本書は、この母の生きた時代の日本のことを、息子と娘たちに伝えるため執筆された。
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瀬戸内の小さな村に、医師の娘として生まれた晴子。父のような医者になりたいと願った彼女だったが、時代はそれを許さなかった。やがて結婚し、二人の娘を連れて一家は満州へ。幸せな一家の暮らしにも、戦争の暗い影が差し始める……。
著者自身の母の思い出を軸に、明治、大正から昭和へ、在りし日の日本と日本人の姿を見事に書き留め、イギリスで出版以来、欧州各国で大きな話題を呼んだ感動の物語。