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カルチャースクールでじかに学ぶように、段階を追って読みすすめられる7日間構成。
教室へ通えない人、これまで技法書を読んでもうまくいかなかった人にもオススメです。
1日目
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絵は、描くものをよーく見ることから
2日目
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小さなスケッチブックを持って近所へ
3日目
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自分の手を描いて、大切な線描きのトレーニング
4日目
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透明水彩を美しく塗る方法
5日目
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人間が描けるようになる、とっておきの技
自主トレ
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人物をひとりで練習できる、いい方法
6日目
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野外スケッチ、銀座へ!
7日目
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最終日は仕上がった作品の講評
特別課外授業
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マサイ族と動物たちを描きにアフリカへ!
さて、絵を描くことの始まりです。生まれて初めて描く人も、絵の経験がある人も、この際、すべてを忘れてください。
5、6歳くらいのころの気持ちに戻ります。目の前に置かれた、ちょっと面白いギター弾きの男の人形をゆっくりと見るのです。
強く見つめる必要はありません。子どものように、ポカンと口をあけ「え、これ何……?」という感じで眺めます。
絵はやっぱり外へ出て、太陽の下で描くのが一番です。
野外スケッチというと、電車に乗って海の方へとか、どこか名所へ行って描くということになりがちですが、初めての人には家の近くでのプチ野外がいいでしょう。
いつも歩いている道も、あらためて絵を描く対象として見ると、「ほう、こんな家があったか」など、とても新鮮な風景に見えてくるものです。
線こそ絵のいのち。生きた線、美しい線が描けるようになれば、あなたの絵は必ず生き生きしたものになります。
アスリートが、日々筋肉トレーニングをするように、これから、線トレーニングをするようにつとめましょう。
手近な「線トレ」用のモチーフとして、とてもいいものがあります。自分の手です。
楽しい色塗りです。使う絵具は固形の透明水彩絵具です。
この透明水彩は、1度や2度塗っただけでは、その美しさを発揮しません。何度も何度も、薄く塗り重ねてこそ、その鮮やかさを示してくれる絵具です。
私の場合は、スケッチの現場では線画のみに徹することとし(塗っても、色メモか下塗り程度)、家や、滞在先に戻ってから、たっぷりと時間をとって塗るようにしています。
人物を描く上で、まず注意すべきことは、頭(顔といってもいい)を大きく描きすぎないということです。
たとえば、街で歩いている男性を描く場合、頭身を考えずに頭を描くと、かならずといっていいほど頭でっかちの人になるものです。
これからは描く前に、まず「頭身」を見るようにしましょう。
いよいよ野外スケッチです。
野外というので、公園とか緑の多いのどかな田舎かな、と思ったかもしれませんが、大違い。
首都東京のど真ん中、日本一の繁華街といってもいい銀座へやってきました。
銀座を描ければ、パリでもニューヨークでも難なく描けるはずです。
まずは、落ち着いてゆっくり見物、いや観察しましょう。
人間、1人ひとり顔が違うように、ものの見方も違うはずです。同じ場所を、同じ時間に見たとしても胸に感じた想いはさまざま。
絵という表現形式には、その個別の感性が、線と色とで誰にも分かるようにあらわれます。
この日、たまたま集まることになった7人は果たしてどんな風にこの街を感じたのでしょうか……。
永沢まこと
画家。1936年東京生まれ。学習院大学政治学科卒。アニメーターとして活動の後、78年より8年間ニューヨーク・ソーホーに在住。スピード感と明るさに溢れた独自のスタイルを確立する。現在は東京を拠点に世界を旅しては、各地の風景と人々の姿を精力的に描き続けている。
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