草思社

書籍詳細

米英にとっての太平洋戦争(上)
対日戦争はアジアの権益と覇権をめぐる連合国同士の闘いでもあった。ローズヴェルト、チャーチルらに焦点を当てて、連合国の正義に疑問を投げかける衝撃の名著。
ISBN 978-4-7942-0604-6
定価 5,280円(本体4,800円)
判型 四六判
頁数 608頁
初版刊行日 1995年06月01日
原書タイトル ALLIES OF A KIND
このエントリーをはてなブックマークに追加
クリストファー・ソーン
1934年、イギリス生まれ。オックスフォード大学セント・エドムンド・ホールで現代史を専攻。戦後の英国海軍に従軍、駆逐艦に乗り組んでいた経験がある。サセックス大学で国際関係論の教授を務めていたが、92年に癌のため死去。王立歴史学会、英国学士院の特別会員でもあった。
主要著書:The Approach of War,1938-1939(1967),The Limits of Foreign Policy(1972)/邦訳『満州事変とは何だったのか(上)(下)』、Allies of a Kind(1978)/邦訳『米英にとっての太平洋戦争(上)(下)』、Racial Aspects of the Far Eastern War of 1941-1945(1982)/邦訳『太平洋戦争における人種問題』
市川洋一
1925年生まれ。47年、京都大学法学部卒。東洋レーヨン、東レ・エージェンシー勤務を経て85年に退職後、翻訳の仕事を始める。
訳書:C・ソーン『太平洋戦争における人種問題』(1991年)『満州事変とは何だったのか(上)(下)』(1994年)『米英にとっての太平洋戦争(上)(下)』(1995年)、M・シャラー『「日米関係」とは何だったのか』(2004年)いずれも草思社刊。
この本へのご意見・ご感想