草思社

書籍詳細

日本はなぜここまで壊れたのか
現在日本が直面している殆どの問題――少子化と子育て、家庭の崩壊、犯罪の多発、男女の葛藤、意見の言えない大学生、老人問題などについて鋭い批評を加えた警世の書。日英半々の生活を送る著者ならではの複眼的観察が光る。
ISBN 978-4-7942-1534-5
定価 1,540円(本体1,400円)
判型 四六判
頁数 288頁
初版刊行日 2006年10月31日
原書タイトル
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マークス寿子
一九三六年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。都立大学大学院博士課程修了。一九七一年ロンドン大学LSE研究員として渡英。一九七六年マイケル・マークス男爵(Lord Marks)と結婚。英国籍と男爵夫人の称号を得る。一九八五年離婚。エセックス大学現代日本研究所講師を経て、現在秀明大学教授として日英間を行き来している。主な著書に『自信のない女がブランド物を持ち歩く』『ふにゃふにゃになった日本人』『爆弾的英語教育改革論』(いずれも草思社)、『本当の英語力をつける本』(PHP研究所)などがある。
この本へのご意見・ご感想
日本人が美徳をとり戻すための11章
◎買い物に狂奔する日本人
◎ふるさとがなくて愛国心が育つか
◎東京の郊外化する地方都市
◎議論もできない大学生ばかり
◎高齢者よ、もっと怒れ
◎少年犯罪はなぜ増えつづけるのか
◎子どもにとって保育所はいいところか
◎「勝ち組・負け組」何といやな言葉か
◎家庭料理も見かけが大切と説くNHKの非常識
◎増えつづける「男のように生きたい女」
◎イギリスにフェミニズム批判が起こっている