●徹底したユーザー視点。経済誌とはひと味違う視点からクルマの未来を斬る 現在は、100年に一度のクルマ大変革期と言われています。いわゆるCASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)の潮流が業界を席巻して、日々、関連ニュースが新聞や経済誌を賑わせています。しかし、机上の論をもとにした「希望的観測」とも言える将来予測が、優先して伝えられることも少なくありません。CASEの技術進歩と、実際に完成したクルマや提供されるサービスをユーザーが本当に欲しがるかどうかは、本来は別の話です。魅力なく不便な「最先端技術」など、誰も欲しがらないからです。『間違いだらけ』はクルマの現在と未来を、試乗を中心とした取材をもとに、徹底してユーザー視点・クルマ好きの視点からレポート。技術的に高度なものでも、ユーザーに感動や利便性がもたらされなければ、著者の島下氏は厳しく断じます。経済誌だけを読んでいてはわからないCASEの未来が見えてきます。
●AI にコネクテッド、自動運転にシェアリング? クルマの未来はどうなる? トヨタがソフトバンクと提携、クルマのあり方がいよいよ変わりはじめるのか? 一方、市場では新型SUVが驚くほどの大量新登場、ユーザーの所有欲を刺激する。 クルマそのものからも、業界動向からも、目が離せない!
◎第1特集:トヨタはクルマをどう変えるか 矢継ぎ早の提携の意味、コネクテッドの正体とは。そしてなにより、ニューカーの出来は?
◎第2特集:SUV大豊作! 選ぶべき1台は? 内外のメーカーから大量デビューしたSUVのニューカー、15車種を一気批評!
2019年版の指摘
- ◎トヨタの変革が加速。一体何が起こっているのか?
- ◎プレミアムEV戦争がいよいよ本格化する
- ◎カーシェアはクルマ業界にとって実はチャンスだ
- ◎デジタルミラーは本当に便利で安全なのか?
- ◎なぜ国産PHEVは海外勢より優れているのか?
- ◎速報! テスラ・モデル3が日本で発表!
今期の論評より
- ◎第1特集 EVで世界を変えろ!
- ◎第2特集 大進化 国産コンパクトvs.ライバル
- ◎第3特集 新型レクサスLSは世界と戦えるのか?
- ★今期も選出、ベスト3台!
――島下泰久のオススメ筆頭グルマたち
今期の論評より
- フォレスター
- ユーザー思いの改良がそこここに
- カローラ・スポーツ
- 劇的な若返り。いや、これが本来のカローラか
- レクサスES
- プレミアムと言うには、走りも個性ももう少し・・・
- メルセデスベンツAクラス
- AI・走り・安全装備で頭抜けた存在。参った
- クロスビー
- 軽量化優先で走りが△。ハスラーの方が良いか
- クラリティPHEV
- すべてにおいて魅力的だが、値段が…
- エクリプスクロス
- 広くて走り良く4WDは絶品。超お買い得!
- セレナ
- e-POWERで走りまで生まれ変わった!
- CX-3
- 大改良断行。だが納得しかねる部分も多い
- ジムニー
- 品薄になるほどの人気も納得の本物
著者紹介
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして自動車雑誌への寄稿、ファッション誌での連載、webやラジオ、テレビ番組への出演など様々な舞台で活動。2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。一時休刊していた年度版『間違いだらけのクルマ選び』を、2011年の復活から徳大寺有恒氏とともに、『2016年版』からは単独で執筆する。自動運転技術、電動モビリティを専門的に扱うサイト「サステナ(http://sustaina.me)」を主宰。
電子書籍としてもお買い求めになれます。
1976年、覆面作家としてデビューした徳大寺有恒さんが、「こんなクルマでも買う人がいるから不思議」「見せかけだけの新しさではすぐ飽きがくる」など、歯に衣着せぬ批評を展開、全メーカーを震え上がらせた最初の『間違いだらけ』とその続篇を無料公開します。
『間違いだらけ』のすべてがはじまった原点を、ご堪能ください。
徳大寺有恒さんの名著『ぼくの日本自動車史』が文庫化、草思社文庫より刊行されました。
こちらもごらんください! →『【文庫】ぼくの日本自動車史』
『間違いだらけ』公式twitterはじめました。
@machigaidarake