12月23日発売
走りの楽しいニューカー続々。一方、EVと自動運転に暗雲…どういうこと?
100年に一度のクルマ大変革期と言われて、はや数年。いよいよここにきて、各社の、特に日独のメーカーの生き残り戦略に違いが表れてきました。今期、国産メーカーからは、走りの基本性能や魅力的なデザインで「クルマっていいな」と思わせる秀作ニューカーが次々デビュー。一方、ドイツ勢からはEVが大量デビュー。とくにフォルクスワーゲンは2025年までに年間最大300万台のEVを生産するという急激なEVシフトを公言。日独に明らかな方向性の違いを感じます。それでいて、日独共通なのは自動運転熱が急に冷めてしまったこと。この裏でいったい何が起きているのか? そして、そんななか登場したニューカーはいいのか、ダメなのか? 『間違いだらけ』がクルマ界の今を浮き彫りに!
2020年版特集
第1特集:ヤリスvsフィット
2020年2月、そろって世代交代の国産コンパクト両雄を、最速比較!
第2特集:トヨタとVW、ベストセラーカーの未来
世界屈指の最量産車種同士の闘いに、異変あり。カローラvsゴルフ&ID.3
第3特集:マツダは本当に危機なのか?
危うげに見えるほど強気の、攻めの改革。その裏にある、自信の根拠とは?
2020年版の指摘
- ◎ドイツ勢の急激なEVシフトは非現実的だ
- ◎メーカーも誤算。自動運転は簡単じゃなかった
- ◎日本発。人間中心のクルマ進化「シート革命」
- ◎モーターショーの復権が“東京”から始まった!
- ◎VWはゴルフをフェードアウトさせるつもりか
2020年版の論評より
- ヤリス
- 先進技術てんこ盛り。走りが物凄くハイレベル
- インサイト
- 美点あるが、焦点定まらず。シャシーも△
- RAV4
- 骨太の四駆性能を引っ提げ、帰ってきた!
- マツダ3
- スタイルと走りに振り切ったスペシャルティだ
- リーフ
- 電池増えて重くなったe+は△だった!
- BMW
1シリーズ - FF化で得た物は失った物より大きいか
- カローラ
- 大衆車としての使命感・誇りみなぎる快作
- スカイライン
- 日産にまだスカイラインをやる気あった!
- 新型フィット
- 走りも視界も心地よさ実感。ハイブリッド◎
- テスラ・
モデル3 - ライバル達の心胆寒からしむ本物のクルマ
- MX-30
- EVの良さとマツダの得意技は相性が抜群!
著者略歴
島下泰久(しました・やすひさ)
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして専門誌やweb、男性誌などへ寄稿するほか、ラジオ、テレビ番組への出演、講演など様々な舞台で活動する。2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年の復活から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。2019年には新たにYouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を立ち上げた。
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして専門誌やweb、男性誌などへ寄稿するほか、ラジオ、テレビ番組への出演、講演など様々な舞台で活動する。2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年の復活から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。2019年には新たにYouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を立ち上げた。
1976年、覆面作家としてデビューした徳大寺有恒さんが、「こんなクルマでも買う人がいるから不思議」「見せかけだけの新しさではすぐ飽きがくる」など、歯に衣着せぬ批評を展開、全メーカーを震え上がらせた最初の『間違いだらけ』とその続篇を無料公開します。
『間違いだらけ』のすべてがはじまった原点を、ご堪能ください。
徳大寺有恒さんの名著『ぼくの日本自動車史』が文庫化、草思社文庫より刊行されました。
こちらもごらんください! →『【文庫】ぼくの日本自動車史』
『間違いだらけ』公式twitterはじめました。
@machigaidarake