2020年12月23日発売
激変期のクルマ界は、コロナ禍でも止まれない。新型車が大量デビュー!
2019年12月中旬から2020年11月の国産各社の新登場車やフルモデルチェンジ(FMC)は、プロトタイプ発表も含め合計21と、コロナ禍にもかかわらず大変なニューカー・ラッシュとなりました。さらにマイナーチェンジ(MC)や車種追加は62にもおよび(いずれも編集部調べ)、つまり国産車の状況はこの1年で完全に変わったと言えます。とくに、「コンパクトカー」「SUV」「スポーツカー」「EV・PHEV・FCV」のセグメントには新型車やMCが集中し、「総入れ替え」に近い状態。昨年のクルマ選び知識はまったく通用しないのです。
例年同様、『2021年版』もこの新登場車、FMC、MC、車種追加のほぼすべてを、第一級のモータージャーナリストである著者が1人の目で網羅。車種別に徹底的に批評し、さらにセグメントごとの動向解説やライバル比較も行うことで、クルマ選びのガイドとしてはもちろん、クルマビジネスの理解にもマストな1冊となりました。また今期からは著者Youtubeチャンネルと連動、記事内のQRコードから試乗動画が閲覧できるようになっています。進化した『間違いだらけ』を、ぜひお楽しみください!
2021年版特集
第1特集:百花繚乱! コンパクトSUV
ヤリスクロスvsキックスvsフィットクロスター、ハスラーvsタフト、外国車小型SUV一挙紹介など
第2特集:レクサス、“愚直”なプレミアム
佐藤プレジデント独占インタビュー、LS/LC/UX300e批評、レクサスのビジネス分析
2021年版の指摘
- ◎なんと日本はスポーツカー爛熟期に突入した!
- ◎ホンダF1撤退。その説明に誰が納得できるのか
- ◎今のクルマは30年後には楽しめないかもしれない
- ◎SUVは今、最もクルマ選びが面白いジャンルだ
- ◎クルマ好き社長の就任で日産に希望が見えてきた
2021年版の論評より
- レヴォーグ
- 今期一番の衝撃。大幅なレベルアップだ
- LS
- 「LSが帰ってきた!」と感じる明確な改善
- VW Tロック
- 期待していたのに、乗ってガッカリだった
- ノート
- 覇権握る力備えた瞠目の1台、衝撃の登場
- ホンダe
- 度肝抜く新しさ。乗って、見て、走って楽しい
- キックス
- 走りに独自の魅力。だが価格面では不利
- プジョーSUV2008
- 外国車SUVのなかでも筆頭の注目車
- GRヤリス
- めったに出ない本物。トヨタの英断に拍手
- メルセデスベンツGLA/GLB
- 走りの快適性・実用性・満足度高い。価格も高い
- GRスープラ
- 自分のスープラがイヤになるほど改良版は◎
- ランドローバー・ディフェンダー
- 70余年ぶりの刷新。文句なしの傑作だ!
著者略歴
島下泰久(しました・やすひさ)
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして自動車、経済、ファッションなど幅広いメディアへ寄稿するほか、講演やイベント出演なども行なう。2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。YouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」の主宰など更に活動範囲を広げている。

1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。国際派モータージャーナリストとして専門誌やweb、男性誌などへ寄稿するほか、ラジオ、テレビ番組への出演、講演など様々な舞台で活動する。2020-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『間違いだらけのクルマ選び』を2011年の復活から徳大寺有恒氏とともに、そして2016年版からは単独で執筆する。2020年には新たにYouTubeチャンネル「RIDE NOW -Smart Mobility Review-」を立ち上げた。
1976年、覆面作家としてデビューした徳大寺有恒さんが、「こんなクルマでも買う人がいるから不思議」「見せかけだけの新しさではすぐ飽きがくる」など、歯に衣着せぬ批評を展開、全メーカーを震え上がらせた最初の『間違いだらけ』とその続篇を無料公開します。
『間違いだらけ』のすべてがはじまった原点を、ご堪能ください。


徳大寺有恒さんの名著『ぼくの日本自動車史』が文庫化、草思社文庫より刊行されました。
こちらもごらんください! →『【文庫】ぼくの日本自動車史』
『間違いだらけ』公式twitterはじめました。
@machigaidarake