話題の本
話題の本一覧
- エビデンスに基づいた、画期的組織理論
- 「習近平」とは何者なのか?
- きみはエドワード・ウィルソンを知っているか?生物学の最重要人物に迫る
- 無駄こそが尊いという、禅の逆説的な知恵
- “人生の終盤”にドラマが炸裂!!の超短編老齢小説集
- 未曾有の強気社員はなぜ出現し、仕事に何を求めているのか
- 追いつめられる金一族、成熟しない韓国政治。またもや半島が波瀾の目に。
- 子供たちの前途を祝する書
- フランス旅行で建築を見ない人はいない。なぜならそれは歴史の証人だから
- 「明日に向かって種を蒔け!」 2000年以上前から伝わる心に刺さる不思議な名言
草思社ブログをご覧ください
一読忘れ難い、鮮烈なエピソードを満載して、43人の豪奢な生涯を描く


◆贅沢、豪奢、快楽を満喫した人生
渋沢栄一、フォード、小林一三、ピカソ、五島慶太、谷崎潤一郎、チャップリン、松下幸之助、安藤百福、本田宗一郎、田中角栄、力道山、ウォーホル、ヘプバーン、勝新太郎、プレスリー、トランプ……。
『世界大富豪列伝 19-20世紀篇』『世界大富豪列伝 20-21世紀篇』では、政治家、経営者から、芸術家や俳優、プロレスラーに至るまで、広範な分野で活躍した、合わせて43人の大富豪の人生を取り上げています。
彼らはいかにして資産を築き、いかにして蕩尽したのか。何のために働き、何を貴び、何を信じたのか――。富豪たちの豪奢な生涯を、稀代の散文家、福田和也氏が一読忘れ難い、鮮烈なエピソードを満載して描きます。
◆一番、金の使い方が巧かったのは誰だろう?
福田氏は「金をいかに稼いだかよりも、金をいかに使ったか、そちらのほうにこそ、その人間の人間性は色濃く出ている」と指摘します。
例えば、松下幸之助は70億円の私費を投じて松下政経塾を作り、自らの死後も長期にわたって、日本の政治と経済に影響を与え続けています。
梅原龍三郎は大変な健啖家で、八十歳を過ぎても軽く三人前の鰻をたいらげていました。キャビアとフォアグラが大好物、いつも家に常備していて、昼食にも夕食にも薄いトーストとともに食べていたといいます。
孤独で、恐ろしく、愉快、そして燃えるような使命感を持った傑物たちの人生を描いた本作を、是非ご一読ください。
(担当/渡邉)
【目次】
『19-20世紀篇』
はじめに
アルフレート・クルップ
アルフレッド・ノーベル
大倉喜八郎
ジョン・D・ロックフェラー
渋沢栄一
ルイス・C・ティファニー
高峰譲吉
御木本幸吉
ヘンリー・フォード
小林一三
パブロ・ピカソ
五島慶太
ココ・シャネル
正力松太郎
谷崎潤一郎
梅原龍三郎
石橋正二郎
長尾よね
チャールズ・チャップリン
遠山元一
ポール・ゲティ
山崎種二
『20-21世紀篇』
松下幸之助
ベーブ・ルース
藤山愛一郎
是川銀蔵
エンツォ・フェラーリ
上田清次郎
林芙美子
本田宗一郎
安藤百福
麻生太賀吉
田中角栄
力道山
アンディ・ウォーホル
藤山寛美
オードリー・ヘプバーン
勝新太郎
福富太郎
エルヴィス・プレスリー
大塚明彦
ドナルド・トランプ
アルワリード・ビン・タラール王子
おわりに