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夜、寝る前に心の宇宙旅行をしてみませんか?

夜、寝る前に読みたい宇宙の話
野田祥代 著

■目を閉じて、想像の力で地球を飛び出そう

 私たち人間は、ついささいなことで落ち込んだり、イライラしたり、目の前の現実に一喜一憂しがちです。とりわけ今は長引くコロナ禍により、心理的にもストレスが大変大きい時代です。心穏やかに日常を送ることが難しくなっているという方が増えているのではないでしょうか。
 そこで本書は、夜、寝る前のほんの一時、遠い宇宙に思いをはせ、「宇宙からの視点」で、地球や私たち人間を俯瞰することで、煮詰まってしまった心を解きほぐし、静かに「自分」を見つめ直すことを促すものです。

■「宇宙からの視点」が、あたりまえの日常を根本から変える

 著者は、現実に何か困った問題が起こったら、一呼吸して「心だけ宇宙に緊急避難」することをすすめています。大きさも時間の流れも“マックス”の宇宙からの視点で見てみれば、1人ひとりの人間の存在が、いかにかけがえがなく、はかなく、そして愛すべきものだということがわかるからです。
読みながら、宇宙誕生から現在にいたるまでの悠遠な時の流れを体感することで、私たちが本当に大切にすべき「あたりまえの日常」に気付かされることでしょう。
 この本は、宇宙について興味はあるけれど、科学知識があまりないという方にも気楽に読んでいただけるよう、全編にわたり平易な表現が使われています。
 もれなく宇宙の基礎知識も身に付きます。
夜のまったり時間にぜひ、興味を持ったところから自由に読んでいただければ幸いです。

(担当/吉田)

内容より

【宇宙に出て大地を思う】
宇宙へ―星空に出かけてみたら
水と空気と命のあたりまえ1―水
水と空気と命のあたりまえ2―空気と生命

【地上の星空】
夜空に描くイラスト―星座は深い世界の手前で輝く

【太陽と月のある世界】 
地球のこと―年齢は、太陽のまわりを旅した回数
月のこと1―月の意外な生い立ち
月のこと2 ―月の満ち欠けと月食
太陽のこと―日の昇る惑星

【宇宙の時間割】
遠くを見て、過去を知る―猛ダッシュ編―
遠くを見て、自分を知る―宇宙カレンダー編

【空からのおくりもの】
流れ星にねがいを―暗闇で自分と出会う時間
空から岩が落ちてくる1―宇宙をただよう巨大岩
空から岩が落ちてくる2―あなたにできること

【人生はあなたが主人公の物語】
宇宙から見た自分―科学がくれた俯瞰術

【星のふしぎ 地球のふしぎ 命のふしぎ】
 星のさだめ―ほどよい太陽、ほどよい地球、本を読む私
地球と人のさだめ―地球と人の未来
星と人の往還―星は死んで人になる?

【縦方向への旅】
現実と空想の月旅行―誰とどんな旅をしましょうか

【心の宇宙旅行】
広い世界へ(前編)―太陽系の外への旅
広い世界へ(中編)―銀河系への旅
広い世界へ(後編) ―未知への旅

【それでもまわる地球の上で】
星の下でつなぐ知恵と工夫―知恵のリレー
ひとつ空の下で―Under One Sky

著者紹介

野田祥子(のだ・さちよ)
1971年生まれ、愛知県春日井市出身。名古屋大学理学部物理学科卒、同大学院修了、博士(理学)。国立天文台天文データセンター勤務後、2018年より「あいプラネット」代表。理系文系の垣根をゆるやかにつなぐ「体験型リベラルアーツ™講座“はてなアカデミー”」エグゼクティブ。親子グループ「やとっこ天文あそび」、立場を越えて身近な宇宙を知ってもらう「西東京から宇宙を見よう」などのプロジェクトを手掛ける。「つたえよう 宇宙のふしぎ 星のふしぎ 地球のふしぎ 命のふしぎ」を合言葉に親子向け、大人向けの宇宙イベントを各地へ届けている。
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