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「知っている」より大切な「疑問をもつ力」を育む

シリーズ累計70万部の学習パズルに「理科」が登場!
大人気の学習教室・花まる学習会のメソッドがつまった学習パズル『考える力がつくなぞぺー』シリーズに、ついに「理科」が加わりました。「子どもが自分からやりたがる」「子どもが勉強好きになった」と保護者からも大好評をえて、累計70万部となった『なぞぺー』。その好奇心を刺激する楽しさは、新しい『理科なぞぺー』にも存分に盛り込まれています。
「白身魚と赤身魚の違いって、なに?」「昼間に見える月はまん丸にならないって、本当?」「銀の折り紙には電気が流れるのに、金の折り紙には電気が流れない?」など、大人も答えを知らない(?)、おもしろい問題ばかり。「そういえば、なぜ? なに? そうなの?」と興味をそそられ、じっと考えて「わかった!」とうれしくなったり、答えを見て「そうだったのか!」と驚いたりするうちに、理科が好きになり、考える力がついていきます。
◆大切なのは、疑問を持ち、考え抜いて、知る喜び
本書の目的は、「知っているかどうか」を試すことではなく、「疑問に思い、なぜだろう、どうしてだろうと予測する」という体験をしてもらうことです。そのため、学年別教科書準拠の内容ではなく、子どもが興味を持ちやすいテーマを選んで問題にしています。
著者の高濱さんは本書で、「『ん? なんで?』と湧いてきた疑問を心の中で捉えきる習慣を持つこと。その疑問は、見えないけれどとてもとても大切な宝物なのです」と述べています。そしてその疑問について、考えたり調べたりして、ついに答えを知ったときには、醍醐味とも言える喜びを感じることでしょう。「この一連の躍動する脳の状態を、大切にしてほしいのです」といいます。
疑問に思い、じっくり考え、知る喜びを体験する。だから次も疑問を探したくなるし、答えを追究したくなる――。多くの子どもたちにとって、本書が、理科を大好きになる入り口となることを願っています。
(担当/久保田)
