話題の本
話題の本一覧
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- 子供たちの前途を祝する書
- フランス旅行で建築を見ない人はいない。なぜならそれは歴史の証人だから
- 「明日に向かって種を蒔け!」 2000年以上前から伝わる心に刺さる不思議な名言
- 孤高の天才による、童心溢れる藝術作品
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- 365日続くなんの変哲もない日々!
- 1761年創業の古書店でのおかしな体験記
- 「知と文化の集積地」古書街は、いかにして作られてきたか?
- 空のすばらしい色、かたち、輝き
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名著を紐解き、大思想家の声に触れる喜び!

◆長引くコロナ禍の今こそ、名著を紐解くチャンス
「有名だから知っているけど、一度も読んだことがない本」「かつて3行だけ読んで放り出してしまった本」……。
長引くコロナ禍でかつてなく人とのコンタクトが制限されている今だからこそ、難しい本に時間とエネルギーを注ぎ込む大きなチャンスです。
名著を紐解き、最高の知性に触れることは、教養豊かな人生を送る契機になることでしょう。
◆難しい本を読むための共通ルールと14作品の解読法
本書では、齋藤孝氏が古今東西の難解とされる名著を読むための「共通ルール」と、14作品の具体的な解読法を伝授します。
「解説書に頼る」「時代背景・著者の動機を理解する」「著者の『好き・嫌い』に注目する」「肝になる部分だけしっかり読み解く」「キーワードを攻略する」「3色ボールペンを使いながら読む」「著者の主張に耳を傾ける」の7つの共通ルールが順に解説されます。
著者がこれまで、磨き深めてきた読書法の決定版を是非ご高覧ください。
【目次】
[第1部]難しい本の読み方「理論編」
やさしいものばかり読んでいると脳は退化する
今、難しい本を読むことの意味
チャレンジする勇気を持とう
「難しさ」は「意味のない難しさ」と「意味のある難しさ」に分けられる
無意味な「難しさ」に付き合ってはいけない
海外の人文書が難しくなってしまう理由
読めない原因がどこにあるのかを問う
本を読んだらアウトプットする
〈難しい本を読む7つの方法〉
[方法1]解説書に頼る
[方法2]時代背景・著者の動機を理解する
[方法3]著者の「好き・嫌い」に注目する
[方法4]肝になる部分だけしっかり読み解く
[方法5]キーワードを攻略する
[方法6]3色ボールペンを使いながら読む
[方法7]著者の主張に耳を傾ける
[第2部]難しい本の読み方「実践編」
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル『精神現象学』
カール・マルクス『資本論』
フリードリヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラ』
フェルディナン・ド・ソシュール『ソシュールの思想』
西田幾多郎『善の研究』
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
マルティン・ハイデガー『存在と時間』
メルロー=ポンティ『知覚の現象学』
エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』
ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』
ジョン・ロールズ『正義論』
トマ・ピケティ『21世紀の資本』
インド哲学『原典訳 ウパニシャッド』『ウパデーシャ・サーハスリー』
(担当/渡邉)