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ネコの言語コミュニケーションについて、最新科学で明らかに!
ネコの言葉を科学する
サラ・ブラウン 著 清水由貴子 訳

ネコ好きなら誰もが一度は、「うちの子が何を考えているのか知りたい」と思ったことがあるでしょう。本書は、そんな願いを叶えてくれる一冊です。ネコは鳴き声のほか、すりすりやしっぽの動作、アイコンタクト、毛づくろいなど、多彩な「ことば」でのコミュニケーションを発達させてきました。本書では、人間とネコがパートナーとなってきた進化の過程をふまえつつ、ネコの豊かなことばの世界を科学的に解き明かします。
本書には、最新の知見を踏まえた、驚くべき事実が書かれています。たとえば、ネコは人間の会話を聞き分ける能力を持っており、「人と人が話しているのか」「自分に話しかけられているのか」を理解していることが分かってきています。また、「ネコが目をじっと見るのはケンカのサイン」とよく言われますが、実際にはそうとは限りません。たとえば、餌が出てこないなど自分では解決できない問題に直面したとき、ネコは人間の目を見つめて「助けてほしい」という意志を伝えている可能性があるのです。つまり、ネコの視線には敵意だけでなく、期待の意味も込められているのです。
さらに、ネコと人間の関係性に目を向けると、ネコの性格は「神経症傾向」「衝動性」「支配傾向」「外向性」「協調性」という5つの要素に分類できるとされています。そして多くの場合、人は自分と似た性格のネコを選んだり、自身を投影している可能性が高いことも示唆されています。このような最新の知見を踏まえていくと、ネコの「ことば」の解像度があがって見えてくること間違いなしです。ネコの最高の相棒になるための、ネコ愛好家必読の一冊です。
(担当/吉田)
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