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フランスで6万部の大ヒット!自然を愛する全ての人に捧げる「反骨的庭づくり」のススメ!

パンク・ガーデニング宣言
――エコロジカルで型破りな庭園論
エリック・ルノワール 著 北代美和子 訳
パンク・ガーデニング宣言

ガーデニングというと、どこか手間がかかって、お金も必要なものだという先入観を持っている人も少なくないのではないでしょうか。
本書は、そんなガーデニングに対する概念を「ぶっこわす」ような、型破りなガーデニングの考え方=パンク・ガーデンを提唱するものです。
フランス本国で大ヒットとなり、サン=フィアクル賞 、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ賞といった名誉あるアワードを受賞しています。

ここでいう「パンク」とは何なのでしょうか。一見怖そうに思うかもしれませんが、ご安心ください。
この「パンク」とは、単なる反抗精神ではなく、あえて完璧な管理を手放すことで、
あらゆる場所の可能性を認識し、改善し、生物多様性を回復し、自然への再注目を高めるように促すことを指しています。

■パンク的な庭造りの考え方
・反・完璧主義 : きれいに整えられた芝生や、派手な花を否定。代わりに、その土地にもともと生えている「雑草」とされるような植物を主役に据える。
・ローコスト・低エネルギー : 化学肥料や農薬はもちろん、大量の水やりや頻繁な草刈りも不要とします。「何もしないこと」が、実は最も豊かな生態系を作るという考え方。
・レジリエンス(回復力): 劣悪な土壌やコンクリートの隙間でも、植物が自力で育つ力を尊重する。
・DIY精神 : 専門家のアドバイスを待つのではなく、手元にある材料と今ある環境で、誰でも今すぐ始められることを重視する。

本書は、実践的でありながらも、「パンク・ガーデンを実践するとはつまり、実践する時点ですでに、不変と見えるものを変える能力が、自分にはあると感じることである」という言葉にあらわれているように、環境と自分自身についての哲学的な思索でもあるのです。
困難な時代に生きる、すべての自然を愛する人に捧げる1冊です。

(担当/吉田)

著者紹介

エリック・ルノワール(Eric Lenoir)
景観デザイナー、造園家、園芸家、苗木商。パリ生まれ。パリ市立ブルイユ園芸学校卒業。景観設計と造園にエコロジー的視点を導入。植物が本来もつ生命力に注目して庭園の概念を根本的に改革し、自然のサイクルを尊重した新しい庭づくりを目指す。2018年、「Le concours Jardiner Autrement」(異なるやり方の園芸コンクール)優勝。2019年、本書でサン=フィアクル賞受賞。その他の著作に『Créer simplement un bassin de jardin』(2013)、『Plantes aquatiques & de terrains humides』(2016)、『Le grand traité du jardin punk』(2021) 、『Manuel magique de mon jardin』(2025)などがある。2011年、ブルゴーニュに土地を購入し、実験的な庭園ル・フレリアルを開園。生物多様性の維持、資源保全などの問題に取り組むとともに、知識の伝達や教育啓蒙活動にも力を入れている。

訳者紹介

北代美和子(きただい・みわこ)
翻訳家。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。日本通訳翻訳学会元会長。訳書にエルサ・モランテ『嘘と魔法』ジャン・ルオー『名誉の戦場』(以上、河出書房新社)、クレスマン・テイラー『届かなかった手紙』(文藝春秋)、ビリー・クルーヴァー『ピカソと過ごしたある日の午後』(白水社)、『シャルロット・ペリアン自伝』『イサム・ノグチ エッセイ』(以上、みすず書房)、フランチェスカ・スコッティ『亀たちの時間』(現代書館)、ロランス・コセ『新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ』ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『未完の人生 ハンス・ウルリッヒ・オブリストは語る』(以上、草思社)ほか多数。
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